わたしの心

詩 綴りたい

2022-01-01から1年間の記事一覧

許して

惨めだわ。 こんなにも愚かで惨めで、 とてもとても 可哀そう。 どうしてそんなに何度も何度も 自分が苦しむと分かっていて それを繰り返すのか。 苦しいよ。 自分でも分かっているわ。 もうすぐ終わるのだと。 離れたくない 離さないで欲しい。 ずっとずっ…

不在着信

不在着信、不在着信 非通知、非通知 電話がなる。 知っている番号だったり 知らない番号だったり。 出るのが怖い。 だから知らない番号は無視をする。 登録外着信は何の用があって わたしに掛けてくるんだろう。 何も変なことはしていないはず。 知らない、…

無の世界へ

ここはいつから無の世界になってしまったのだろう。 輝く星々をもう、 幾年と見れていない。 いつからこの世界は壊れて狂っていったのか。 慈悲の女神でもいれば この世界は壊れて崩れていくことなく このままずっと美しい星のままだったのか。 たらればの創…

零れ堕ちるは誰か

何もない胸の内 本当に何もないのか、 常に自分へ問う。 空虚。 まっさら。 果たして本当にこの心はまっさらなのか。 今まで醜い人間同士の争いも見てきたじゃない。 いる死ぬか分からないような人。 食べ物に飢えて体も痩せこけていった人。 数えだしたらき…

胸の内

いつまで私は過去に縋る いつまで私は夢を見る いつまで いつまで・・・? 私は私。 そんなのわかりきっている。 でも常に比べられる。 嫌だ、いやだ。 私がどれだけ頑張ったところで 比べられてお終い。 私の存在価値って一体何なの?

狂おしいほどに

夢の中で君と会う いつも会う君は可憐で でも夢の中での君は妖艶で 沢山の顔を見せてくれるね 君のことがどんどん好きになる 夕焼けの中横目に映る君の顔 オレンジ色に染まって 君のその横顔が好きだ 君が僕にしか見せないその顔も好き すべてが好きで好きで…

一思いに

これが自分の運命なのかと、 幾度となく恨んだことか。 自分の人生は自分のものだと、 そう信じ切っていたからこその絶望。 逃げれるものなら すべてを投げ捨ててでも逃げてしまいたい。 消えたいとか死にたいとか、 そんなものでは抑えられない。 存在自体…

忘れなければいけない恋

こんなにも愛しているのに 貴方はそれを拒むのね こんなに好きで好きで 気が狂いそうなくらい好きで どうして? 何がダメなの? 私に好かれるのが そんなに嫌だったの? だったらどうしてそんな 思わせぶりなことをするの? 好きで好きで仕方がないのに。 貴…

赤に染まる

それは酷く鮮やかで 艶やかで 初めて見たものではないはずなのに その時の色はとても綺麗な赤で いつも目にしている赤よりも それはもうとても特別なものに見えた 綺麗な綺麗な穢れ無き赤 その色に一瞬にして染まりたいと そう思った その赤に染めてほしいと…

共に隣へ

期待して期待して、逆に自分も期待されて 貴方とならばどこまでも、と そう信じきり生きてきた それが当たり前のように でも実際は違っていたのね 貴方は見据えていた これからの未来を これからのわたし達のことを 先のことを常に考えていた 気づけなかった…

決断

生まれ変わってもわたしはわたしだわ 前世や今世、来世 信じないわけじゃない 再び貴方に出会えるのならば わたしは迷わずにこの身を捨ててでも叶えてみせる 貴方とともに過ごした日々は偽りなんかじゃない 貴方が進んでいく道とわたしが進んでいく道は いば…

消えてくれ

寒い 寒い 寒い 風が冷たい 心も冷え切っている 暖かいものに触れると空しくなる 哀しい 悲しい こんなにわたしは非人情だったかしら むかしはきっともっと人に対して優しく接せられてた 今じゃもうその頃の記憶も掠れてしまって あの頃はどうだったんだろう…

変わらない変えられない

わたしに魅力があれば 君はきっとよそ見なんかしなくなって わたしだけを見てくれるのかな…?? なんて愚問なことを考えてしまう。 いつになればわたしはわたしの、 そのままの姿を愛してくれる人に出会えるのか。 自問自答して自ら自分を傷つけて。 心の傷…

忘れるわけがない

生まれ変わりたい 別の人間に わたしではない誰かに 生まれ変わりたい 努力はしてきたつもりだが それでもまだ周りの人はわたしの成長を待っている 期待されるのは疲れるし 実際のところ疲れ果てている そんなにわたしはだめな人間なのだろうか これでも頑張…

レール通りには進まない

溢れる 零れ落ちる 滴る 滾る 欲 幾度となくそれは繰り返す 止まることを知らない 如何に正論を並べ揃えたところで わたしはいつまでも従ったりしない 抗い続ける そう決めたんだ わたしを所有したい人などいても困る 排除しよう 抹消しよう 粉々に消してし…

恋泡沫

恋愛している時の、 恋の駆け引きをしている時の あのドキドキ感がわたしは好き 相手から好意を持たれていると分かっていても 自ら好きだと告白するよりも どうやって相手から、 如何にしてわたしへ好きだと言わせるのか そういうやり取りも好き 恋をしてい…

満足感

価値など無い。 わたしにとっても、あなたにとっても。 わたし自身に価値がないから。 結論突き詰めても突き詰めても きっとわたしの考えは変わらないはずよ。 生きていていいのかな、とか 自死を選ばなくてもいいのかしら、とか 色々いつも頭の中で思考が巡…

眠れない日の過ごし方

よく、夜更かしは美容の天敵だというけれど 眠れない夜なんて沢山ある。 今日もそんな日常の一部で。 眠れない。 何かを考えてるわけでもなく 睡眠薬を飲んでいるのにもかかわらず ただただ眠れない。 眠気はすこしあるのよ。 あくびだって出ちゃうし瞼は重…

最後の日

普段と同じメイク 普段と同じような服装 でも今日は特別な日 ドレスアップしてとびきり華やかなメイクして 沢山の人の前に立ち視線を感じる中 私にだけ照らされるスポットライト 歌っている時だけが一番自分が輝いているって感じるの 観客の前で私だけの歌を…

玉座のアリスはお飾り

希望はない なにも感じない 何も怖いことなんかないさ 君は君の思う通りに、 生きていけばいいんだからね。 この国はアリスの国だろう? アリスの思う通りに、 思うがままに生きていいんだよ そのための国だからね。 民を思い心を痛める必要はないんだ。 だ…

悪夢じゃなければいいいねお

真っ黒な真っ黒な、黒いリコリス リコリスの花は好き でもどうにも昔から真っ黒なリコリスだけは 不吉なイメージが払拭できなくて。 あなたが住んでいるところは そんな真っ黒なリコリスに四方八方 海の向こうにすら行かれないほど咲き誇っている この花たち…

一夜限りのシンガー

憧れてた。 煌びやかな、そんなステージに立て歌っている君に。 沢山のスポットライトを浴びて 沢山の観客の目線の中。 堂々としていて凛としていて。 裏方の私はスポットライトにも観客の目線にも映ることなく。 ただただ、毎日掃除をしたりする。 それだけ…

考え方

君はさ、僕と話していて楽しって思ってくれてるのかな 僕は楽しいって思うよ でもほら、やっぱり人の心は分からないだろう? 僕の勝手な解釈で決めつけてもいけないから 僕の価値観や都合を押し付けてはいないだろうか いつもいつも、そういうことを考えてし…

傷痛みそれすなわち幸せになるのか

生きていると感じるとき 痛みを感じる時が一番生きていると思う だから切る 生きているから切る 生きていなかったらそもそも切れないけど 痛みを感じるのは何も身体的に痛いことをしたときに限らない 心が痛いと、張り裂けそうだと そう思うときも痛い 心が…

お姉ちゃんの望みならば

思考回路が狂う しっかりとした、 健常者と変わらないように。 そうやって意識すればするほど どんどん普通の人とはかけ離れていく 僕はいつまで演じていなければならないんだろうか ねぇ、お姉ちゃん お姉ちゃんの望み通りの人間に 僕はなれていますか? 僕…

過去ならばきっと

いつまでこんな地獄にいなくてはならないのだろう ほんの少し前までは今の生活とは真逆の幸せな生活を送っていたのに 親が企業に失敗して、 そこからだ。 親の肩代わりになって 吉原にやってきた 花魁として上り詰めるまで凄く苦労したし大変だった でも花魁…

透き通る声

テレビの向こうの世界はいったいどういうところだろう あなたに会ってみたいわ 昔から恋焦がれてるの 希うなら 一度でいいからその瞳にわたしを映して欲しい そう思うの 貴方はわたしをきっと知らないはずだわ でもわたしは貴方を昔から知っているの だって…

体を売る

体を売ると、お金がもらえる。 だからやめられない。 別にお金に困ってるわけじゃない。 でもどうせなら沢山お金に囲まれてたい。 だから売る。 私の体はどれくらい汚いんだろう。 いろんな人に股開いて。 汚い、汚い、汚い。 こんな体じゃ好きな人に抱きし…

私に送らないで。

男はなぜ性にばかりいくのか。 Twitterで仲良くなっても 性的な話しかしてこない。 性に従順というか。 なんというか。 そこまでいくとある意味尊敬。 でもわたしはだからと言って 簡単に堕とされはしないし、 写真を送ったりなんかしない。 メリットないし…

イージーモード

ゲームの世界はいいな。 攻略さえきちんとすればバットエンドにはならないから。 選択肢を間違えることはない。 だって説明や攻略の際の選択肢の問題の正解をすでにプレイされた方たちが攻略サイトに投稿してくれているから。 間違えることはない。 セーブも…