わたしの心

詩 綴りたい

一思いに

これが自分の運命なのかと、

幾度となく恨んだことか。

 

自分の人生は自分のものだと、

そう信じ切っていたからこその絶望。

 

逃げれるものなら

すべてを投げ捨ててでも逃げてしまいたい。

 

消えたいとか死にたいとか、

そんなものでは抑えられない。

 

存在自体をすべての人たちの記憶の中から消し去ってくれ。

 

僕という存在を、

お願いだから消してほしい。

 

それが叶わぬのならば

いっそこの手に握りしめている刃で

一思いに首をきってみせよう。

 

 

それだけ僕は本気なんだ。

 

 

闇の中の一筋の光さえ見出せぬまま。

 

朽ちる花のように消えてしまいたい。

 

消えたいんだ。

 

この世にいる僕の存在ごと、

 

神様なんて信じないが

それでもまだ叶うのならば

願っていいのならば

 

「僕を消してくれ」