わたしの心

詩 綴りたい

消えてくれ

寒い 寒い 寒い

 

風が冷たい

 

心も冷え切っている

 

 

暖かいものに触れると空しくなる

 

哀しい 悲しい

 

こんなにわたしは非人情だったかしら

 

 

むかしはきっともっと人に対して優しく接せられてた

 

今じゃもうその頃の記憶も掠れてしまって

 

あの頃はどうだったんだろう

 

考えてもきりがない

 

生きてくって、きっとそういうこと

 

昔の記憶は薄れていって今の記憶に上書きされる

 

友達も、親友も、いたんだろうな

 

でも記憶が正しければそんな人学生時代にはいなかった

 

いつも独りぼっち

 

授業に参加するには教室に上がらなきゃいけない

 

 

けど嫌だった。

 

 

だから保健室登校や個別教室などに通っていた

 

小学生の頃も中学生の頃も高校生の頃も。

そうだった

 

 

専門学校に通うようになって少しは人と関わるようにはなっていたのだろうが

わたしには何もかもがハードル高くて

 

いつになったら授業は終わるんだろうって

そのことしか考えられてなかった

 

 

今じゃもう、遠い記憶の片隅に残っている残骸

 

もうあの頃には戻れない

 

それもそうだよね、

時間は過ぎていくもの。

 

 

幸せなんてひと時のまやかしにしかすぎない

 

 

消えてなくなれと何度思ったことか。

 

 

あの頃の自分を殴りたい