レール通りには進まない
溢れる 零れ落ちる 滴る 滾る 欲
幾度となくそれは繰り返す
止まることを知らない
如何に正論を並べ揃えたところで
わたしはいつまでも従ったりしない
抗い続ける
そう決めたんだ
わたしを所有したい人などいても困る
排除しよう 抹消しよう 粉々に消してしまおう
そんな感情をわたしに向けないでくれ
わたしは物じゃない道具じゃない玩具じゃない
一人の人間として見ていてくれるのはありがたい
その点に関しては妥協を惜しまず肯定しよう
だがその先は?
これから待ち受けてる過酷な日常に其れは果たして必要なのか?
否
さほど必要性を感じない
だからわたしは抗う