濁流のように。
季節は巡る。
昔から母が好きだった言葉。
「冬はいずれ春となる」
ぼくもこの言葉はすごく好き。
季節は巡っていくものだから。
そんな今は「夏」から「秋」に替わっている。
街中を歩く人の服装も夏から秋に
どんどん洋服が変わっていっている。
人生もそうだよね。
「簗あり谷あり」はよく聞く言葉。
川のように緩やかな時もあれば
嵐や台風が来たときのように
濁流が流れたりする。
もちろん、氾濫したりもね。
氾濫って、人間でいう
道を少しだけレールから
外れた人のようだなって
一回だけ思ったことがある。
でもそんなこと思ったら失礼すぎる。
人それぞれ。
10人10色。
ぼくにだってぼくの人生がある。
・・・・・みんなにもあるでしょう?
自分だけの人生が。